絶句!荘厳な木工細工!

子供の頃からの関心ごとは模型作りでしたが絵や文字を描く書くにも頭に浮かんだイメージをいかに現実アナログに表現できるかが勝負で腕の見せどころなのですがイメージばかり夢を見る事は得意ながらもそれを形にする素養がなくて それを素材から形にすることができずに既製の部材をただ組み立てるだけでいいプラモデルなどで楽しんでいましたが模型作りでは特に神社仏閣にある塔に惹かれて いつかはこの手で模型を作ろうと道具や資材を集めるまではやりましたがどこまで精細に表現できるのか図面を作る事さえできずに断念した記憶があってその後は横方向の重力のバランスの象徴?のつり橋の模型を考えイメージだけは湧いて来るのですが実際、形にするには縮尺のバランスが採れずにこれもただの構想を楽しんだダケで諦めて→自分にこんな趣味があったのは忘れ欠けていたところ▷昨日はいつもの街の電気屋さんから紹介された障子貼替えのお客さん宅へ伺ったところ玄関前の表札や格子の飾り窓など個性のあるオタクだったので表で待っていてくれた奥様に聞いたところ ご主人が全て手作りな木工彫刻が家中に展示展開されていてご覧の写真は見る人が観ると解る→塔屋の組み物で三段になって軒を支える升組の代表的な代物!実物と細部までまったく同じで簡略した形跡はなくて誰が見ても荘厳な造りはとても真似ができないどころかとても素人技とは思えず←大工さんだったご主人は六十五歳まで現役をやってその後趣味で始められたそうですが部材から全て手作業でやったとは思えない精巧極まりない造形美はただ良い意味でアキレルばかり!今は90歳すぎて介護施設に入られて居るとの事で直接話が聞けずに残念でしたが奥様がこちらがあまりにも興味を示すモノだから「奥も見てもらえますか!」っと案内されたのは4畳半ほどの細工場!所狭しと部屋中にはもう表現のしようがないほどの精巧な作品群▷仕事で行ったのにまるで木工芸博物館に居る感じで一時間以上の目の保養?をさせて頂きましたが「何か気に入った物があったら持って帰って!」っと言われましたが「イエいえ ここに在っての価値ですからまだしばらくは置いといて下さい」っと喉から出る手を引っ込めましたがwモノづくりは構想からその作る過程を楽しむのが本領で仕上がってしまうと作り手にとってはその存在価値は薄れるのですが自分が果たせなかった夢の実現を目の当たりに見てご主人の人柄に人格に荘厳さを感じた次第です!

《寸分の狂いもなく圧倒される技巧!》

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です