正直に障子修復ならず!

自分の現在の仕事内容はクロス貼り替えや木質床以外の内装工事が主体となっていて本来得意だった表具←襖の制作と障子を含む貼り替え工事は今では皆無に等しくなってますが本日は工務店経由の個人宅の障子貼替え←ただ貼り替えるだけならば簡単ですが雪見障子と云って内側下部半分が上げ下げできるタイプでしたが下半分はガラスが入っていて上には障子の桟がありますがその内の一枚がかなり前に破損してほぼただの空間になてましたので事前に預かって建具屋さんに桟の修復を頼んでありましたが昨日仕上がって来てみると当然ながら新規木材は白木でもう四十年以上経過した本体枠とこんなに色が違ってしまうので古材の方に色を合わせる古美フルビ塗装をしなければなりません←ここは改めて塗装屋さんに依頼すると時間と経費が余計に掛かってしまうのでナベ塗装?の出番で塗装と云っても木目は活かさなくてはイケマセンのでニス系の木材着色塗料を探して来てこんな風に色付けをしましたがヒノキ材と違ってスプルスは松材?なので油脂部分は塗料が染み込まずにマダラになってしまうので一工夫が必要!職人技と云うほどの事ではありませんが素人が見たら四枚の内どの一本が修復したか判らなハズ!真の補修修理とは何事もなかったかの様に仕上げて収めるのがプロの手腕なのです!っが自分はお客様に同じ質問をしたらすぐに「コレでしょ!」っと当てられてしまって◀︎まだまだ修行が足らない様ですw)

《檜材だったら上手くいったかも?》

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