ここに何度か書いてますが若い頃からの趣味嗜好はモノづくりで器用ではないので実際工作する事は少なくて もっぱらその構造や仕組みを考察して楽しむ!いわば本を描く創作より読みを楽しむ様なものなのですが小学校の頃から理科の工作←たぶん電池で動くモーターが最初だった気がしてますが高校生になってからは工作とはいえませんが写真に放送の仕組みの研究?にと学校で教える科目にはトント興味が湧かなくて早く大人になってなんでも良いから自分の手で物作りの世界を実業で生涯の生き甲斐にしたいとの思いがありましたが高卒後実際にトライしたのが表装←掛け軸や巻物と和額などの製作)でしたが親方のところに弟子入りして4年間やってみましたが手先は何とか慣れがあればできますが本格的な職人(表具師)と呼ばれる様になるには和紙と裂地などの知識はもちろん絵画の作家の知識やら茶道や華道と寺院関係のしきたり?を身に付けてその人的交流も必要でとても自分の非人格?では成し得ないことを自覚して5年目からはより安易に取り組める襖関係の職人へ成り下がって?中年代からは更に下がってクロス貼りや床工事へと移行して今や主要な部分が機械化されて材料も安定した既製品?なので誰でもちょっとした気遣いと道具を使い慣れれば内装工事などは本格的に修行などしなくてもできてしまいますが←ありゃ!また話の方向性が違ってきましたが何を書きたいかと云うと長年模型作りの夢は縦の均衡を見事に美的に表現した寺院の塔でしたが特に学校の歴史で学んだ奈良薬師寺の三重の東塔は実際に修学旅行で見てからは単なる模型というより精密な縮尺建造物?として何年掛けても良いので何時かはこの手で!とずっと夢を頭では描いても実際図面を書き始めましたが先記した表具師の夢が挫折した様に自分の能力ではとても形にすら→できる見込みがなくてそれでも憧れは今でも持っていますが昨日は現場近くの模型屋さんの前を通るとすべて木製の和建築の模型が飾ってあり一緒にいた いつもの大工さんは「オレこんなのを作りたかったんだ!」っと店内へ入ったので付いて行くと『多宝塔』の在庫があって即お買い上げ←なんと3枚万円!「これで半年も遊べるから安いものだよ!」だとか!「ワタナベさんも何かないの?」っと言われたので見たら上の方に何と長年の夢こんな箱が目に入ってこちらはプラモデルで仕上げても比べたらかなり見劣りするだろうとは思いましたが人生のモニュメントとして飾っておくのも悪くはないだろう!との思いで五分の一程度の値段でご購入!何時作るかは不明で部品を見たら先記した自分の夢と大違いで果たして完成させる気欲が沸いてくるでしょうか?なのに『東塔』買ってしまったのです!
《荘厳な威容は今でも!》