こんな電話機が実動?していた時代を知っている人は60代位の方まででしょうか?実はこのタイプの電話機を見る度に田舎で過ごした若い頃、仲の良かった従姉妹が電話交換手をしていて郵便局の二階←なぜかこんな場所に在った)の電話交換室で勤務中に遊びに行き←昔はこんなことができたのです)時折掛かってくる加入者からの申込を受けてプラグを手で刺して相手先を呼び出し双方を繋いでやるのです!物の仕組みには好奇心旺盛の青年はこの一連の操作を飽きる事なく従姉妹の勤務時間を見つけては出かけた記憶が蘇ってきます。
≪レトロ風コイン投入電話機←実際使える≫
これは50年以上前のお話、自分の家に丸い円盤の数字の付いた穴に指を入れて回した(黒電話)が最初に引かれたのはそれから随分後のこと、農協で始めた(有線放送)でしたね、なぜかこの黒電話から定時放送が流されて町中限定で電話がかけられるタイプ、中学時代の友人シライシ君が高校生になってから一年に一度だけ年越しの夜中12時ちょうどにこの電話を数年間かけて来た思い出があります、今想うと計算が得意で先進的な彼は年賀状の代わりにこんな事をやってくれたのかも知れませんがもう40年近く会っていませんがちょっといたずら好きで面白かった人間がどんな変貌?を遂げたのかこんな電話機を見てもいろいろな思い出が蘇って来るものです。