何か水音まで聞こえてきそうな水車小屋の雰囲気漂う精細模型ですが三基ある石臼?は一回転すると次々と三度上がり下がりして本物と同じ動き!忠実に再現された小屋は構造仕組みを見せるために屋根も葺かれてなくて内部まで確認できますが実はこんな屋根組の水車小屋はタブン実際には存在してなくて入母屋でそりのある軒先は神社仏閣の造り!推測ですが技巧をこれ見よがしに見せつける←作り手が観せて魅せる細工はあちこちにあってこれは屋根組みから台座と足まですべての材料が竹製でソリを表現するのには都合がよいのでしょうが土台と柱と梁まで組み込んだ釘類を一切使用してなくても強固にできていて図面も描かずに部材作りから組み立てまで一体どのくらいの時間を掛けたのだろうかと!昔聞いた話ですが素人のやる事は採算を度外視してとことん極めるから怖い!とプロの方から聞いた覚えがありますがここまで突き詰めるとは論外で今はデジタルとレーザー加工でかなり精細というよりもっと緻密な加工ができてしまいますが温もりがない工業製品でしかありません やはりアナログでも?こんな表現ができるとはもうこれからの人には真似のできない超逸材な人物である事は間違いなくて昨日から繰り返しますがお元気のうちに是非話を聞いてその人格にあやかりたいと思いましたが奥様には辞去した作品を頂く話ですが仕事を納めた際にまた言われましたので実は昨日の夕方ちゃっかり拝受?して自室に鎮座させてもらいましたがあらゆる角度から見ても寸分違わずこんなところまで組み込んで動きも実物水車←岩手の山田町白石地区で実物を観てます)そっくりで東北生活で馴染んだ のどかな山郷を思い浮かべるのです
《85歳時の手先で作りましたとさ!》