東京を西の端→南から北に向かって▷世田谷区▷杉並▷練馬と続きますが南側ほど高級でハイソな街並み有名著名な方々もお住まいの都会の住宅地←完全なる個人的な偏見ですが)東京へ移住する前はそんなイメージでいましたがセタガヤは別格としても自分の家から十数分で行けるスギナミは言葉からして緑あふれる響きの良い語句で今回作業の助っ人として通っている場所は井草イグサ←聞くところによると区画整理が整然と?行われて区の建築基準もシッカリ?しているのか建売住宅と思われる建物敷地にも住宅街を通る公道も広がる空間に余裕の造りで昔の農道沿いに畑がそのままに ごちゃごちゃ宅地化した我がネリウマ区とでは印象が大違い!←地元の方には怒られそう?)現場になったお宅は既に建物は近代的?になっていますがこの地に代々百年続く広い敷地に建つ旧家?自分より少し若そう?なご主人は白髪ながらあご髭を蓄えて金茶の眼鏡の奥には物静かそうな眼光がするなんとチェロの奏者で如何にもといった様相!対する奥様は宅内に本格的な茶室が在って何と呼ぶのでしょうか立派な白木に墨で書かれた・・・流?と書かれた看板?が掲げられていましたが茶道の先生!これだけ聴くと我々職人とは住む世界が違いすぎて近寄り難い存在っと思いましたがとても年齢的な近さもあるのでしょうが気さくに応待していただき←現場入場前に一番気にしていた「マスク必着」を言われたらどうしようとの懸念もまったくムダな心配だったので何のストレスも感じることなく作業は進行してヒト安心 昼休みに表に出ると近くには手の届く高さまで枝を伸ばした桜の大木があって通行人の若い男性がスマホを向けていましたがマサカ!っと近ずくとご覧の様な開花展開!東京では15日頃の予想がありましたが明日にも(本日)咲きそうな体勢 近くには塔屋に十字架を掲げる教会がアリそれにむかって今が盛りと咲き誇るコブシの高木は春の陽光を浴びて信仰心のカケラも無い自分の眼にも思わず神聖な輝きに映って和の華やぎと西洋の信仰文化?が融合した景観は久しぶりに訪れた杉並に春も萌えて雑念だけに生きている自分にとってはひと時の清浄心?を感じるのです!
《開花寸前←11日杉並区井草にて》