チョット見なれない字を使ってしまいましたが(ミツマタ)と読みます,そうです!この木の皮が(コウゾ)と言われる木と同じく和紙の原料になる、私は仕事でも表具の見習いから始めたので若い頃からズット→春先に咲き始めるこの花はナジミの植物!昨日新築時から関わりのある練馬の東部、全国区の?街名『成増』駅のごく近くにリフォームの打合せに伺ったお宅は庭には隣の三階のマンションの窓に届くほどのシダレ桜の花が満開を迎えて大きく滝のような景観をみせていましたが、その広いお庭のイッカクにこの木が私にとっては桜より目に入って、芯が黄色いものと思っていましたがご覧の様に赤色が下の方にヤケに目立って?、家人に聞いてみたりお茶をいただきながら調べてみると近くに(アカバナミツマタ)という園芸種←改良された木も植わっていたらしいのですが枯れてしまいその花粉が交配して?この一本の木が色を咲き分けているとの事、2月の寒い頃から咲き始めるので春を告げる花として今,改元サワギ?でイチヤク表舞台に登場した『万葉集』にもウタワレてその台紙?となった和紙にも当然このミツマタは使われているとの事→間もなく暖かくなり、この木は花の時期を終える頃→時代の変わり目に私の眼には一段と輝いて見えていました!
このお宅に植えられている枝垂れ桜はナント私の高校時代の友人グループに『仲間会』というのがアリ今でも交流が続いているのですがそのお一人のタカ子さんが嫁がれた土地→福島県三春町にこれも全国に名が知れた『滝桜タキザクラ』!ご主人が30年前に新聞で現地の方が実から育てた苗を配布してしている事を知って手に入れ子供の誕生を記念して植えたものと聞き、ミツマタ関連で仕事を始めた頃と、その後の友人達との親交を想い出して今朝も室温が下がって手先の感覚がニブイのですが暖かな春を待つにはふさわしく、今日から本格的に仕事も始まりますがこんな活き活きとしたこんな環境に居られる幸せを感じた一日でした!