絵の裏側に見えるモノ!

本来は4月に着工するはずの耐震リフォーム工事は世の中一連の騒ぎによって延びてしまい→いつもの大工さんと組んでやるはずだった工事は自分の相模原のリノベーション工事と重なって半分ほどしかお手伝いができなかった地元谷原地区にある住宅を兼ねた治療院、本体の耐震工事はとうに完了していたのですが当方がやはり同じ理由で遅れていた賃貸物件のリフォームに助っ人を頼んでの工事を優先させたので内装の一部が残ってしまい「お盆の休み明けにはできますよ!」っと言った予定は10日ほど遅れて昨日ようやく完了したのですがココにも以前記した様に奥様からは休憩時間に毎度手厚い?もてなしを受け暑い最中の作業を快適に過ごさせていただき今まで在宅仕事では覚えがない程のありがたさ!→初めて伺った時よりずっと気になっていた玄関廊下のこの竹の絵←畳一枚ほどの大作ですが『ちぎり絵』と云って刃物を使わずに手先で切りながら?貼り込んでいく様ですが親族の友人?が描いたとか、別な話ですが貼り絵はかなり昔お客様が本格的に趣味でやられていて生徒を持って講師を務める程の腕前!上野の西洋美術館で開催された作品展にわざわざ出かけて観せていただいた記憶がアリ近所でもこんなに本格的ではありませんが色紙やハガキに貼り絵を教えている方がいて先日紹介した日本画といいスベテ女性の作品→直感的でわかりやすい写実的な表現は絵具などで作った色を直に描くのと違って濃淡の差で奥行き遠近感を表現したかなりの繊細さと技量が必要と思われますがしかもこんな大きな作品は長期にわたる集中心と根気も必要!自分などは単縦作業ですぐに結果が出ないと気が済まないタイプでも絵→今ではイラストなどと言いますが簡単なマンガ的な絵は書けそうな気がして子供の頃から興味は尽きないのですがこの仕事に入ったのも紙への日本画大和絵と云われた絵画に興味を持ち表装の仕事を習ったのがキッカケ→こんな美的な事に挑戦してみたくてもヤッパリ凡才は天才には成れずにいつもこんな絵に出会うと指を咥えて?ただ感心して観る側に立つばかり→ヒトはよく「心が癒イヤされる!」などと簡単に言いますが創る側としては先記したような繊細さと根気と何と云っても女性特有?な執着心←執念っと言ったら怒られそうですがこんな作品を産み出すのだろうと昨日は仕事が完了してこの絵の前で冷たい飲み物と高級和菓子を頂きながらこのところ続いた絵の観賞会⁈ 絵の裏側に見える女性心理を良くも悪しくも?ツクズク感じ入ったのです!

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