仕事に私事にも思いやりを!

職人の世界の話ですが昔見習いの頃は親方さんから現場は自分達だけで仕上がるものでは無いので仕事をする際は常に後から入る職方の事を考えて作業をして引き継がなければならない!と教わった記憶があって主に大工さんに当てはまる言葉ですがクロス屋にとっては下地がキレイに←平滑でボードなど欠損部分がない状態)仕上がっていると作業がやり易く仕上がりもキレイ!ところが現代は効率的に!と云う意味もあって自分が担当する守備範囲?が収まればヨシ!とする職人思考が見方によれば良くも悪しくも主流になっているのです!今日は最近知り会になった若い主に店舗などのケイテン大工さん←軽量鉄板を使い部屋の造作をする)普通はボード張りの下地作りまでデスが仕上げの床材張りや飾り棚とカウンターや洗面台など▷まるで家具の分野まで熟すと云うのでコチラから現場を見せて欲しいと懇願?して立川市まで出向いて実現しましたが百聞は一見にしかず!の諺通りに▷観ること▷聴く事この歳にして目新しい事ばかりで自分の職人としての了見の浅さをしみじみ感じましたが本人は穏やかな優しさがある顔立ちながら作業に入るとキビキビとムダの無い動き←道具使いや資材の採寸カットなど常に段取り良く一歩先を見ての作業は傍で見ていても気持ちが良い程の効率!ゴミとなった資材の処理と現場の整頓を怠らずに足元はいつも整然として動き易い作業環境を維持して効率化に配慮!既にクロス屋さんが作業中でしたがまだ残された下地作りを時折相談しながらの意気の合った仲間同士はこんな仔細な下地を造るにしても心配りのノーカット仕上げ←緑の丸部分)資材がムダになるのを承知で後工程の為に普通には無視する心遣いなのです!ボードに隙間を作らない為に正確な採寸とカットでクロス屋さんにとってはパテ処理が楽!まだ未熟ですから!と謙遜してましたがイエイエ仕事上ばかりか現代は悪しき意味での個人主義が横行しているので他人に対する思いやりはぜひ手本として見習うベキ価値があるのです!これからも彼の仕事と私事の動向には関心を持って今後の人生の参考にさせて頂くのです!←ちょっと言ってる事が年齢的に逆でしょう!w)

《この心遣い解りますか!》

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