自分がやってる内装というのは建物内部で主に住宅の天井壁と時には床までを仕上げる工事をしてますが昔の住いの壁はほとんどが左官のぬり壁や塗装の壁でしたがちょうど自分が独立した頃からは壁紙と言ったクロス貼りが多くなって今やぬり壁と塗り壁は特殊な場所だけに使用されてるだけですが若い頃は何も感じずに指定された色柄をただ綺麗に貼れば良いんだろう!的にひたすら職人として仕事としてやって来ましたがお客様◁直の仕事となると相談して現場に合わせた色柄を決めなくてはなりませんのでトウゼンその場の合った色彩感覚でセンスで営業的にも案内させてもらいますが現在作業中の現場は工務店経由で色決め←見本帳を預けて施工側は口出ししない)したのはお客さんでしたが実際作業する立場から言わせてもらうと色味はどうでもクロス材が薄いのや柄物などで施工手間←難易度)が違ってくるので本来はクロス屋さんが色決めには立ち会った方が良いですが下請なので指示通りに施工しなければなりません!約70mほどの貼り替えは天井部分が大くて昨日も書いた通り剥がすのに苦労して通常これくらいだと一日で多少手間取っても終わる剥がし作業は二日目の午後まで掛かって終了!いざ糊付けから貼る作業に入って材料を確認したら←下地調整があるので最初にやらないとイケマセンw)洋室のリビングなのに和室専用との認識がある木目の目透かし天井柄!ありゃ品番をどこかで間違ってないか!在宅でしたが主人は不在でしたので工務店に確認を入れたら間違いではなくて『お客さんの好みなのでそのまま貼って下さい!』との事で自分としては納得いかない作業でしたがやがてお帰りになったご主人は「明るくなって綺麗ですね〜」っと満足の様子!「やっぱり木調の色は良いですよね〜」っと内装バランスに矛盾を感じながらも返しておきましたがw逆に言うと専門家の思い込みより工事主体はお客様ですからこちらの思惑は置いといて満足納得してもらうことが施工する者の使命!優先順位を間違えてはいけません!
《壁はホワイトなんと云う内装!》