上等な上棟!

昨日はいつもの大工さんのお手伝いで先日解体作業を手伝った場所に基礎工事が終わったので木造で躯体を組み上げる作業!約束の時間に現場に行ってみると既に材木屋さんのトラックが着いて資材の荷下ろし中!今はプレカットと云って工場で骨組みになる木材は現場単位のオーダーメイドで部材は仕上がって来るので大工さんは単に組み立てるだけで(刻キザみ)と云われる住宅だとこの部分だけでも一ヶ月もかかる作業はなくなって楽になったのですがそうゆう技術を持った本物の職人が居無くなっているのも事実でいつもお付き合い,いただいている今年は八十六歳になる大工さんは平面図一枚で家一軒を建てられる程の技能を受け継ぐ棟梁!今回も先進技術に頼らず「オレやってみるわ!」っと材木屋さんの敷地にあるサイク場で二日間で終わらせたらしいのですが持ち込まれた資材の上にはこんな墨壺も置かれて今の若者に見せたら「これ何!」と言われてしまうでしょうが→昔懐かしい道具とご対面!昨日はチョットオーバーに云えば建物の上棟に当たり昔は棟上げ式←今回は車庫の増築なので上げる棟ムネは無いのですが)と言って施主当家にとってはメデタイ祝いの日!←そこは旧農家、現在ではご覧の様に広い屋敷に和風庭園がアリ植木屋さんをしているのですがお昼にはお赤飯が盛られたお弁当を頂き、午後にはご祝儀までいただき久しぶりの建前タテマエ←昔大きな農家などの新築にはこの日に関係する職方を呼んで上棟式をしたものです)をやった気分!上等の大工さんによる上棟式?はメデタクも完了したのです!

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