この写真を見て「何に?」と言う方は現場で働く人の中には、いないと思いますが主に住宅現場で大工さんが考案した(多分?おそらく?きっとそう!)作業台で、写っているのはその脚の部分だ、この上に三尺×六尺(通称→サブロク版←約90㎝×180㎝)の厚めの板(ベニヤなどの合板)を置くと床上75㎝の上空に畳一帖分の安定した作業スペースが出現するのです、ちょっと「高い」んじゃない?と思われた方は大工さんなどこの上にボードなどを積み上げて仕事台として使う人で、高さは60cm前後ですがクロス屋さんの場合は「襖の糊付け台」としても使うので(腰への負担軽減)を考慮するとこれくらいの高さがベストなのです。
この脚の部分は上下方向に半分ずつ板の厚み分だけ「切込み」を入れて差し込み組み立てるだけですからバラせば四枚の平面の板になって車載時や部屋に置くときも場所をとらずに収納できるので便利ですが、一般の方でもDIYや屋内外のパーティーなどにも応用できそうですね(側で満足そうに微笑んでいるのはこの脚の制作者で、あのストーンペーパーをいただいた同年配のウメハラさんです)