家紋

埼玉生まれで栃木育ち東京へ出て来て義兄妹を慕ってイッタン足立区に居を構えたものの何か東京の環境?に合わず即叔母が住み子供の頃から数回訪れた事がある練馬区へ池袋から私鉄の電車に揺られて当時は田園風景がまだ残っていた「石神井公園」に降り立って駅近くの表具店に就職?トウゼン→アパート暮らし←田舎者としては都心部ではない郊外に住んで住環境は良かったのですが仕事先が対人関係で馴染めず独立する事になってアパートに入居時世話になった地元の不動産屋さんから地元農家が持っているアパートのリフォーム←当時は襖の貼り替えが主でしたが)を紹介していただきその内の一軒に同姓の渡辺さんがいて駅近くの大地主←同じワタナベでも当時から(その日暮らし)の自分達とは大違いですがよく「ご親戚の方ですか?」と間違われて単純に気を良くした覚えはあるのですが最初から可愛がって頂き→温厚で地元の長として神楽の伝承者としても著名だった先代から今では次の世代に引き継がれましたが昨年から自分の仕事の範疇外の用件で伺う事があり昨日は築50年程の母屋の木部塗装工事のご相談でしたが玄関前に行って見るとご覧の雨樋のマスの部分←昨年末に私が紹介した板金屋さんが溶接部の修復をした箇所)が目に入り「ふぉー!」っと感心したのですが日本瓦に縁の部分を銅板葺きして雨樋も銅板で昔の職人手作りでこの家紋もすべて銅板を手作業で表現した今となっては作り手がいない?芸術品!溶接←ハンダ付けの部分が剥がれて銅板自体が薄くなって撤去も考えたのですがこれはこの家を象徴する飾り物でマシテ先代が構築して←心意気が入ったこのお宅にとっては貴重なモニュメント?「ぜひ修復しましょう!」っと都の板金組合長までした事がある人を頼って探してもらい工事が完了していたのですがちょうど今回と同じく福島への仕事へ出発する前の日の事!偶然は重なり既に仲間は石巻から遠征して内装工事は始まっているらしいのですが今までに無い→大きく凝った作りの邸宅「早く来て手伝ってー」「カモーン!」っと声が聞こえる様です←オソマツ!


《三つ星一文字←我が家と同じ!》

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